クラリネット最高!ぼくの大好きなクラリネットのお話

クラリネット最高

こんにちは!クラリネット奏者の三浦こと美です 🙂

 

 

──『あなた歯並びいいからクラリネットやってみたら?』

中学生のとき、顧問の先生の何気ない一言でクラリネットと運命的な出会いをしてから早10数年………

はじめて吹いたその日からクラリネットへの愛は変わらず、いまでも大好きなクラリネット。

 

この、あふれだすクラリネット愛を全部まとめて記事にします。ここが好き!とかここがすごい!って思うところをたーくさん書いてみる!

一般的にクラリネットの短所とも言われる部分も見方を変えていいところにしちゃってるよ!

なんと、5000文字を超える超大作!!正直こんなになると思ってなかったw

それでは、恋は盲目と言わんばかりのクラリネット愛をとくとご覧あれ!!

音がきれい

まずはこれ。なんと言ってもこれですよ。

クラリネットは音がきれい✨

誰がなんと言おうとクラリネットの音って最高だと思うの。

もちろん、他の楽器の音もそれぞれ好きだし、みんな素敵な音を持ってるけど、わたしはやっぱりクラリネットの音が一番好きです。

音色が多彩

基本的に音がきれいなクラリネット。でもきれいだけじゃない、いろんな音色が出せちゃうのも魅力の一つ!

強弱の幅が上手く出せる楽器だから、静かな美しい音も力強くてしっかりした音も出せる。

いつまでも音色を追及していけるのもクラリネットの面白いところ。

動物の真似だってできる

その音色の多彩さから、クラリネットは動物の鳴き声を表現することがあります。

ベートーヴェンの交響曲第6番『田園』第2楽章とサン=サーンスの動物の謝肉祭でかっこうとして登場するのが有名かな!

マウスピースだけでかもめやってるのも好き。

鳥だけじゃなく猫にもなれます。にゃーお😺って聞こえるよね。もうほんとすごい。

人の声に近いと言われることも

クラリネットの音だけでご飯3杯いけそうな勢い。クラリネット独特の丸い音は人の声に近いとも言われます。

 

いやいや、人の声と言ったらトロンボーンだろ!チェロだろ!って聞こえてくる…(笑)

確かにその楽器も人の声みたいに安心するけど、クラリネットも声っぽいよ!

クラリネットと歌の曲なんてとっても素敵なんですよ。

シューベルト/岩の上の羊飼い

びっくりするくらい音域が広い

クラリネットの特徴のひとつですね。音域が広い。

ピアノでいうところの真ん中のドの下のレ(片仮名二)から3オクターヴ上のレのさらに上のシ♭(三点ロ♭)まで出ます。

だいたい3オクターヴ半くらいの音域。すごい。

他の管楽器は広くても2オクターヴ半くらいの中、1オクターヴリードしてる!笑

 

調べてみたらファゴットもクラリネットと同じくらいの音域が出るみたいだけど、クラリネットのあの華奢な見た目から3オクターヴ半以上でるなんてもうギャップ萌え。

【ド】って吹いたら【シ♭】って鳴る。アンビリーバボー

クラリネットは移調楽器といって、楽譜に書いてある音と実際に鳴らした音が一致しない楽器です。

もうこの時点ではい???って感じですよね。ちょっと何言ってるかわかんないwってなると思います。

難しいことは抜きですごーく簡単に言うと、B♭管のクラリネットは【ド】って吹いたら【シ♭】って鳴るんですよ。すごくないですか?意味わかんないけどすごいですよね?ね?

 

この現象、絶対音感を持ってる人には非常に吹きにくいそうです。そりゃ【ド】って吹いたのに鳴ってる音が【シ♭】だったら混乱しますよね。

まさにアンビリーバボー。

クラリネットファミリーは最強。かっこいいもかわいいもクラリネットなら叶えてくれる。

一般的に知られているクラリネットはB♭管クラリネットですが、実はクラリネットにはたーくさんの種類があります!

引用:https://naru-gakki.com/beginner-clarinet/

  • A♭管クラリネット
  • E♭管クラリネット
  • B♭管クラリネット
  • A管クラリネット
  • アルトクラリネット
  • バセットホルン
  • バスクラリネット
  • コントラアルトクラリネット
  • コントラバスクラリネット
  • メタルクラリネット

ざっとあげただけでも10種類!!ただ、この中でよく使われるのは太字のもので、他のものはあんまり使われません。

小さくてかわいいクラリネットから、大きくてかっこいいクラリネットまであるんです✨

こんなに種類が多い楽器は他に類を見ないのでは!?やっぱりすごいぞクラリネット!

このクラリネットファミリーが集まってアンサンブルをすれば分厚いオルガンのような響きになります。圧巻ですよ。

アンサンブルの曲がたくさんある

最強のクラリネットファミリーがいるからこそ、クラリネットのために書かれたアンサンブルの曲がたくさんあるんです💡

その音域の広さと操作性を活かしたクラリネットアンサンブルの曲は2重奏から8重奏まで、そのジャンルもさまざま!

オリジナルとして作曲されたものだけにとどまらず、オーケストラの編曲ものまであるんです。

それを器用にこなせちゃうクラリネットのなんと素晴らしいことか…(笑)

メロディも伴奏もいける

基本的にクラリネットはメロディ楽器といわれますが、音域が広いので伴奏のように支える演奏もできます。

メロディのときはキラキラと輝くような演奏ができるし、伴奏のときはあたたかく包み込むような演奏ができる。クラリネットはほんと器用なやつです✨

 

伴奏をしているときに多いのがアルペジオ(分散和音)の形。クラリネットはこの音型が得意なのでいろんな曲でアルペジオがでてきます。

だから基礎練でもアルペジオが大事なんですよねぇ…(遠い目)

クラシックもジャズもポップスも!基本的になんでもいける口

クラリネットは吹奏楽でメインに使われるイメージがあるけど、オーケストラやジャズでも活躍できる楽器です!

オーケストラでは重要なソロを受け持つこともあるし、ジャズもムーンライトセレナーデやシングシングシングなど、クラリネットがおいしい、活躍する曲がたくさんあります!

クラシックとジャズの融合、シンフォニックジャズとも言われるガーシュウィン作曲の『ラプソディー・イン・ブルー』冒頭のクラリネットソロはほんとにしびれますヨ。

え、なに?クラリネットかっこよすぎない??こんな演奏もできちゃうのすごすぎない??てかガーシュウィン様めちゃくちゃかっこいいソロありがとう(笑)

 

最近ではテレビCMやドラマのBGMにクラリネットが使われることも多いし、どんな曲にも対応できるカメレオン楽器なところも魅力的✨

クラリネットはバラバラにしたって吹ける

クラリネットはバラバラに分解しながら吹く曲があります。

バラバラに分解と言ってもピンとこないと思うのでこちらの動画をどうぞ↓

 

え!!すご!!!!!

 

クラリネットがどんどん短くなってる!!!

なのに曲として成立してる!!!

 

なんとも衝撃的な曲ですね。

クラリネットはリードを振動させることで音が出るので、リードを外さない限り音がでます!

管体がだんだん短くなってるので音もだんだん高くなってるけど、指を工夫したり、アンブシュアを緩めたりすると音が変わるんです😲

こんな視覚的にも面白いことできちゃうなんてクラリネットの可能性無限大。

モーツァルトに愛された楽器クラリネット

晩年のモーツァルトがこよなく愛したと言われるクラリネット。

モーツァルトが作曲したクラリネット協奏曲は本当に美しく、クラリネットへの愛をひしひしと感じます。2楽章なんて涙が出るほど美しい。

はぁ、最高ですね。。。

 

また、モーツァルトのオペラで“”が絡むときはクラリネットがよく使われていて、愛を表現するための愛の楽器であるという見方も。大学時代の音楽史の先生がそういうお話をしていてちょっと嬉しくなったのを思い出します。

こちらの記事に詳しく書いてあるので興味ある方はぜひ!

 

天才モーツァルトが愛しちゃうくらいクラリネットは最高なんですねぇ。嬉しいなぁ 😳

クラリネットは繊細な楽器だからこそ愛着がわく

クラリネットは湿気に弱く、乾燥にも弱く、急激な気温の変化にも弱い、太陽光にも弱い、いわゆるもやしっ子です。

いくらクラリネットが好きだからって、ぎゅって握ったらキーが曲がっちゃいます。

いくらクラリネットが好きだからって、新しい楽器を長い時間吹き続けたら割れちゃいます。

 

徐々に徐々に、時間をかけて心を開いてくれるのを待つかのように、新しいクラリネットとお友だちになるには時間がかかります。

 

彼、繊細なんです。

 

でも、繊細で手のかかる子ほど愛着がわきません?ダメな子ほどかわいいみたいな。

もー、私がちゃんとお世話しないとダメなんだから♡っていうね。

クラリネットは見た目が黒くて渋い。かっこよ。

黒いボディ、光る銀メッキ(もしくは金メッキ)

シュッとしたスマートな出で立ちでありながら、絶妙な曲線美。

複雑なキーがいいアクセント。なんともいえないバランス。

吹奏楽で金属製でキラキラした楽器が多い中、黒く輝くクラリネットはなんだか一味違う。渋くてかっこいい。

クラリネットのレジスターキー近辺が顔に見える。かわいい。

黒くて渋い見た目でありながら、よーーく見るとレジスターキーのあたりと、ラのキーのあたりが顔に見えます。

レジスターキー

これ伝わるかなぁ…マニアックすぎてちょっと心配…(笑)

レジスターキー

顔になんて見えないよって人、よーーーく見て!

レジスターキーが鼻で、それを支えるネジのあたりが目、キーの真下のトーンホールが口なの。

レジスターキー

…ほら、だんだん顔に見えてきたでしょ??

 

これが顔に見えることを発見したのは私が世界でいちばん最初なんじゃないかと自負してます。笑

ちなみに顔に見える!と思ったのは高校生の頃。

こいつがまたマヌケな顔に見えてかわいいのなんの…

レジスターキー

難しい連符の練習に疲れたときにこの顔を見ると癒されます。

本番前の緊張してるときにこの顔を見ると力が抜けます。

レジスターキー

ね?あなたもだんだんこの顔に惹かれてきたでしょ?

この子、いい表情してますでしょ?

クラリネットはカスタマイズができる

クラリネットはマウスピース、タル、上管、下管、ベルの5つに分解することができます。

だから、上管と下管は基本的に変えないけれど、他の部分は自由にカスタマイズできるんです!

 

一番みんながカスタマイズするのはマウスピース。

買ったときについてくるマウスピースでも演奏するのに支障はないけれど、自分にあったマウスピースやリガチャーを選んで買う人がほとんどです!

マウスピースとリガチャーだけでもちゃんと選んで買えばそれだけで楽器が吹きやすくなったり音がよくなったりするんです!すごい!✨

 

そして、マウスピースだけでなく、今はタルやベルもいろいろなものが出てます。

興味がある人は楽器屋さんで試奏させてもらいましょー!きっと面白いと思うよー!

クラリネットはコンパクトに収納できる

さっきも紹介した通り、クラリネットは5つに分解することができるので持ち運びに便利なのです✨

よく言われるのが『クラリネットってこんなに小さくなるんだ~!』って言葉。

『そだよ~!すごいだろ~!』っていつも鼻高々なのです。笑

 

最近、わたしが愛用してるのがクランポンのコンパクトケース。

一般的なケースでも十分小さいし、持ち運びに困らないんだけど、さらにコンパクトなこのケースはとにかく軽い!

リュックの中にもすっぽり入るし、とーっても便利!もう昔のシングルケースには戻れないかも…笑

いいリードを見つける、育てる楽しさがある

クラリネットをやってる人なら必ず一度は言うセリフ。

 

「ああ~いいリードないわ~」

 

これを読んでいるあなたがクラリネット吹きでなかったとしても、一度は耳にしたことのあるセリフなんじゃないかな?

いいリードがなくて嘆いているリード難民はいっぱいいるけど、ここはあえてそれを一旦やめて、ゲーム的な視点に変えてみる。

すると、いいリードを見つける、または育てるっていうことが楽しくなっちゃうような気がしませんか?ほんと気休めですけどね、いいんです、気の持ちようです。

たとえるならば、リードの箱を開けたときは10連ガチャに挑戦したかのような…(と言いながら実はガチャやったことない笑)

リードを育てるときはペット育成ゲームをもくもくとプレイしているかのような…

そんな感覚でリードと向き合うとちょっと楽しくなってくる。そんな気がします。お試しあれ。

クラリネットの歌がある

クラリネットの歌といえばアレですよね。

みんな知ってるあの歌です。

 

🎶ぼくのだいすきなクラリネット パパからもらったクラリネット🎶

 

『クラリネットをこわしちゃった』っていうタイトルはクラリネット吹きとしては不吉なんだけど、ここの歌詞はなんてすばらしいの。

ほんと、ぼくのだいすきなクラリネットを紹介するのに使える。この歌うたったらクラリネット知らない人でも

「ああアレね、パパからもらったやつでしょ?」

って話が弾むから好き。

 

他の管楽器にはこういう歌はないからちょっと自慢できるというか、クラリネットにはみんな知ってる歌があるんだぞ~ってちょっと得意気になれます。

そして、この記事を書いてるときに見つけた『クラリネットをこわしちゃった』が最高に笑えるのでツイートと共に載せておきます。笑

さいごに

いかがでしたでしょうか。

実はまだまだ「クラって略した名前の響きが好き」とか「フルートに間違えられるからツッコミ力が鍛えられる」とかそんなくだらないことも考えたりしたけど、長くなっちゃうのでこの辺で 🙂

盲目ともいえるクラリネット愛をひしひしと感じてもらえたら嬉しいです♡

 

いやぁ、クラリネットってほんっとにいいもんですね!

 

それでは 🙂

クラリネット奏者。
武蔵野音楽大学卒業後、フリーランス奏者としてオーケストラや室内楽、吹奏楽、中高生の指導など多方面で活動中。これまでに多数の自主公演を企画。
クラリネットの個人レッスンも随時受け付けています。
Vn.Cl.Pf. のTrio Horamiro(トリオ ホレミーロ)、クラリネット四重奏 Cereal clarinet quartetメンバー。

<スポンサーリンク>










クラリネット最高

3 件のコメント

  • 初めまして!
    神戸大学 二年生の津田と申します!
    小学生からピアノを習い、中学からアコギ、大学に入って交響楽団に入って1年間コントラバスをしていたような、僕も日本きっての音楽好きです!
    僕は、これから、音楽の人々に届けられる本当の価値と、社会的に認められうる価値との乖離を是正するために、オンラインで動画配信をしたアマチュア奏者に投げ銭ができる投げ銭サービスを作ろうと考えています。オンライン上で、路上ミュージックが盛んに行われれば演奏技術に関わらず演奏がもっと価値に変わるのではないかと考えています。

    その活動中に三浦さんのブログに偶然出会い、すごくご活動内容に興味を持ちましたのでご連絡しました

    想いの部分に共感する点も多かったので、一度お話ししてみたいです。
    お返事お待ちしております!

    • コメントありがとうございます♪
      お返事遅くなってしまってごめんなさい。

      シュターミッツのクラリネットコンチェルト3番が良いんじゃないかなと思います!

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    ABOUTこの記事をかいた人

    クラリネット奏者。 武蔵野音楽大学卒業後、フリーランス奏者としてオーケストラや室内楽、吹奏楽、中高生の指導など多方面で活動中。これまでに多数の自主公演を企画。 クラリネットの個人レッスンも随時受け付けています。 Vn.Cl.Pf. のTrio Horamiro(トリオ ホレミーロ)、クラリネット四重奏 Cereal clarinet quartetメンバー。