クラシックをもっと身近に!演奏会の楽しみ方

こんにちは!クラリネット奏者の三浦こと美です。

前回の記事で、はじめて演奏会に行く人のための演奏会ガイドをご紹介しました。

今回は前回の記事の続編にあたります。

まだ読んでいない方はこちらからどうぞ。

 

 

チケットの取り方や演奏会の探し方はわかったけれど、普段聴き慣れないクラシックで本当に楽しめるのか、マナーや拍手のタイミングは…?

そんな疑問にお答えし、私なりの演奏会の楽しみ方をご紹介します!

 

そんなに厳しくない!演奏会のマナー

まずは演奏会のマナーについて。

クラシックはお堅いイメージがつきやすいので、厳しいマナーがあるんじゃないかと思われがちですが、前回の記事同様、映画とほぼ一緒なんです。

 

映画のマナーといえば…

携帯の電源はオフに

館内禁煙

上映中はお静かに

前の席は蹴らない

録画、録音禁止

どれもこれも聞いたことあるものですよね。

これにプラスして、演奏会では客席での飲食が禁止です。

ランチコンサートやディナーコンサートでは好きなものを食べながら素敵な音楽を聴くこともできますが、基本的にはNGです。

でも、飲食禁止なのは客席だけ。

ロビーでは持ち込んだものでも飲食可能なので、よく休憩中におにぎりなど軽食を食べている人もいます。

あと、個人的にこれはNGだなと思うのが演奏中に客席で飴の袋を開封することです。

これ、意外と開けている本人は気づかない人が多いのですが、ガサガサという音がホールによく響いています。

良い音響のホールであればあるほど気になる音になるので要注意です!

 

拍手のタイミングは…?

いつ拍手をしていいのかわからない…そんな声を耳にすることがあります。

拍手は曲の前後にするのが一般的ですが、3つくらいの曲がワンセットになっている曲など、終わりかと思いきやまだ続いてた!ということがあります。

曲の終わりがわかりづらい曲のときは周りのお客さんの反応をみましょう。

周りが拍手をしはじめてからすれば、一人で拍手が飛び出ることもありませんし、曲の余韻をこわすことなく気持ちよく拍手ができます。

 

演奏中に眠くなる・・・

音楽はリラックス効果をもたらすものなので、演奏中に眠くなってしまうのは自然なことです。

普段からクラシックを聴いている音大生でも疲れているときなど、どうしても眠くなることがあります。

眠くなってきたらプログラムを読んだり、中指の爪の生え際を押してみたりしましょう。

少しは眠気が抑えられるはずです。

 

…それでも眠い。

そういうときは椅子に深く腰掛けて静かに目を閉じましょう。

これならあからさまに寝ているようには見えません。

あとは寝息を立てないようにしましょう。

いびきが聞こえて来たら周りのお客さまのご迷惑になってしまうので注意です!

 

知らない曲があったら演奏会前に聴いてみよう

演奏会で知らない曲があったら、どんな曲かなぁとわくわくするのは楽しいですね。

でも、今回はあえて知らない曲を演奏会前に聴いておくことをおすすめします。

そんなことしたら、つまらなくないの?と思われるかもしれませんが、ここは映画と違って、知っている曲がある方が楽しめるのです。

音楽の生演奏は毎回全く同じになることはほぼ不可能です。

だから一瞬一瞬の演奏が特別なものであり、二度と聴けない演奏なのです。

また、同じ曲でも演奏する人によって表現の仕方や解釈の仕方が違ってくるので、この人はどんな風に演奏するのかな、どんな音で語りかけてくるのかな、と考えながら聴くと楽しいですよ!

それと、知っている曲がある方が眠気防止にもなりますよ!

 

演奏者を観察してみる

オーケストラなど演奏者の人数が多い演奏会では演奏中の奏者を観察してみると面白いです。

基本的にオーケストラは椅子に座って演奏していますが、よーく観察していると休みのときに何かしら動いている人がいます。

一番わかりやすいのは打楽器奏者です。打楽器奏者はたくさんの楽器を扱うので、いろんなところを行ったりきたり、素早く楽器を持ち替えたりしています。

持ち替えといえばクラリネットも二本の楽器を慌ただしく持ち替えることがあります。

A管クラリネットとB♭管クラリネットを持ち替えています。(この二本の楽器についてはまた記事に書こうと思います。)

それから、金管楽器も楽器にたまったつばを抜くためにいろいろやっています。

見た目に分かりやすいのはホルンです。

楽器をくるくるまわしてつばを抜いているのでそれを見つけたら”お、つばを抜いてるぞ”と思って間違いないです。

弦楽器はめったに見ることはありませんが、本当に稀に演奏中に弦が切れることがあります。

そういうときは近くの人と楽器を交換して対応します。

有名な話ですが、ヴァイオリン奏者の五嶋みどりさんは14歳のときに協奏曲を演奏中に二回弦が切れたというトラブルを乗り越えて最後まで演奏しています。

弦が演奏中に切れるだけでも稀なのに、二回も切れてそれでも演奏できるのは本当にすごいことです。

こんな状況に遭遇することはなかなかありませんが、私もプロのオーケストラの演奏会に行ったときにチェロの弦が切れたのを見たことがあります。

演奏者からしたら動揺するし、とんでもないことなのですが、見ている側からするとちょっとレアな場面が見れたという気分になりますね。

というわけで、演奏会は耳だけでなく、目でも楽しめるのです。

 

最後に

いかがでしたでしょうか?

演奏会の楽しみ方は人それぞれ。

演奏会によってもそれぞれに個性があるので、ぜひいろいろな演奏会に行ってあなたの楽しみ方を探してみてください。

演奏会は普段体験できない非日常の空間です。

楽しいですよ~!

 

 

それでは  😀

クラリネット奏者。
武蔵野音楽大学卒業後、フリーランス奏者としてオーケストラや室内楽、吹奏楽、中高生の指導など多方面で活動中。これまでに多数の自主公演を企画。
クラリネットの個人レッスンも随時受け付けています。
Vn.Cl.Pf. のTrio Horamiro(トリオ ホレミーロ)、クラリネット四重奏 Cereal clarinet quartetメンバー。

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クラリネット奏者。 武蔵野音楽大学卒業後、フリーランス奏者としてオーケストラや室内楽、吹奏楽、中高生の指導など多方面で活動中。これまでに多数の自主公演を企画。 クラリネットの個人レッスンも随時受け付けています。 Vn.Cl.Pf. のTrio Horamiro(トリオ ホレミーロ)、クラリネット四重奏 Cereal clarinet quartetメンバー。