音楽家が発信をする際に大事なことは?継続して取り組める考え方を聞いてみた!

こんにちは!クラリネット奏者の三浦こと美です 🙂

SNSやYouTubeなどのウェブツールがどんどん身近な存在になっていくなか、音楽家自身が発信することってこれからもっと大事になってくると思うんですよね。

でも、どんなことに気をつければいいのか分からない、発信に関していいイメージがない人も沢山いるんではないでしょうか?

わたしも発信に対してどちらかというとマイナスイメージを持っている方でした。

 

でも、約3か月ほど前に「音楽家のためのオンラインサロン」に入り、発信することをはじめてみて自分の気持ちも環境も少しずつ良い方向に変わり、まだ自分の活動を発信していない音楽家にも発信をおすすめしたい!と思うようになりました。

そこで、様々なウェブツールを使いこなし発信をしておられるクラリネット奏者の吉田佐和子さんに発信のポイントを教えていただきました。

インタビューを通していろんなお話を聞いてきました。

【吉田佐和子さんって?】

1986年京都府福知山市生まれ。クラリネット奏者。作曲家。コンテンツプロデューサー。大阪音楽大学を卒業後、1年間高校音楽科の非常勤講師を勤め、2010年より関西でフリーランスとして活動を開始。 2013年より活動拠点を東京に移す。ギタリストの小畑和彦と共に2枚のアルバムをリリース。2010年より福知山に『音楽でまちをつなぐ!』をキャチフレーズにフレッシュコンサートを開催。来場者は2200名を超える。2015年にはHKT48のドーム公演ファイナルのサプライズ企画にクラリネット指導として関わる。現在パリ在住。音楽家のためのオンラインサロンをホルン奏者のごんざゆういちと主宰。福知山の魅力情報発信サイト『ふくてぃーやま』編集長をつとめる。ブログ『よしだより

三浦こと美(以下三浦):朝早くからありがとうございます。今日はよろしくお願いします。(日本とパリでスカイプ。佐和子さんがいるパリはこのとき朝7時でした。)

吉田佐和子さん(以下佐和子さん):いえいえ~。よろしくお願いします。

①音楽家のためのオンラインサロンを運営されている感想を教えてください

<音楽家のためのオンラインサロンとは?>
吉田佐和子さんとホルン奏者のごんざゆういちさんが主宰する音楽家専用のオンラインサロン。ウェブでの発信を軸に仕事を増やしてきたお2人が様々なノウハウを教えてくれます。詳しくはこちら 

三浦:では早速ですが、音楽家のためのオンラインサロンがはじまって約3ヶ月ほど経ちました。このサロンをはじめてみて、どのような印象をもたれていますか?

佐和子さん:サロンを作って良かった!というのが率直な感想だね。メンバーの力になれたときに悩みを共有できる場があるって素敵なことだなって思ったし「サロンを作って良かったなぁ」って心から感じたなぁ。

音楽家の悩みって専門の楽器は違っても共通するところってたくさんあるからね。

三浦:わたしも悩みや困ったことをいつでも聞いてもらえて助かってます。

佐和子さん:コンスタントに発信をすることでコンサートにお客さんが来てくれたり、レッスンの生徒さんが増えたというサロンメンバーを見てると「やっぱり発信することで現状を変えることは出来るんだ!」と感じるし、喜んでるメンバーを見るとすごく嬉しい気持ちになるよ。

三浦:音楽家のためのオンラインサロンにある成果報告スレッドでそういう変化を報告してるメンバーを見ていると、うれしいですよね!

すごいな、自分もがんばろうって思えていい刺激にもなってます。

 

佐和子さん:あと、みんなブログを書くごとにどんどん読みやすくて分かりやすい記事が書けるようになってるから、本当すごいなぁって!正しい方法で努力すれば、ちゃんと成果は出てくるんだなって感じてます。

より効果的な方法で発信しているからか、みんな短期間で力をつけるなって思ってるよ。

三浦:わたしも最初に入ったころと比べてだいぶブログは書きやすくなってきたし、ブログの他に動画を発信したことで問い合わせがきたりするようになりました。

サロンに入ったことで感じたメリットは“音楽家のためのオンラインサロンってどんなところ?ブログ初心者が入会して1か月たちました。”の記事でも書いていますが、徐々に発信力がついてきてるなって感じるし、明らかに現状は変わっているなと実感してます。こ

れからも続けて成果をだしていきたいです!

②発信していて一番苦労したことは何ですか?


三浦:では、続いて発信をしていて一番苦労したなぁと思うことはなんですか?

佐和子さん:苦労したこと・・発信することって楽しいことではあるんだけど、何も考えずに楽に出来ることではないから、ぶっちゃけ常に苦労してるかも(笑)

三浦:やっぱりそうですよね。(笑)

 

佐和子さん:うん。でも常に試行錯誤してるからこそ苦労するというか。より良い方向へ持っていきたいと思うからこそ悩むわけで。

いつもちょっと大変だし、苦労することもあるっていうのが普通じゃないかな。

わたしたちも「クラリネット吹くのって大変じゃないですか?」ってよく言われるけど、そんなことないよって思わない?

三浦:言われますね!でもクラリネット吹くことが苦労とかあんまり思ったことないです。

佐和子さん:そうそう、思わないじゃない。まぁいろいろ大変なことはあるけど、そういうもんだよねって。それと一緒かな。

三浦:わー、すごく腑に落ちたというか、めっちゃその例え分かりやすいです。たしかに楽器をはじめたばかりのときは吹くだけで精一杯で大変だったけど、今は当時苦労していたこととか全然大変と思わないですね。

三浦:わたしは発信をはじめたばかりだからか、たまに、ふーって息切れするときがあるんですよね。

佐和子さん:あー、あるある!それは絶対あるよ。むっちゃある。

三浦:やっぱりそうなんですね…!なんだか佐和子さんはサラッとブログも発信もしているイメージがあって、こんなことは思わないのかなぁと思って質問しちゃいました。

 

佐和子さん:いやいや、思う思う。でも、たとえば演奏してるときって自分の中でいろいろ考えたりバランス調整したりして大変だけどそういうのを外に見せないじゃない?

三浦:はい、むしろ軽々やってるように見せたいと思いますね。

佐和子さん:そうそう、いま大変なんです!って分かるようには演奏しないよね。だって、その先に伝えたい音楽があるわけだから、そっちを伝えたいって思ってやってるじゃない?

だからそれと一緒で大変そうってところを見せるよりも楽しんでるところを見てもらいたいなって。

 

三浦:演奏のたとえもすごくしっくりきました。楽器や演奏にたとえると発信も慣れていけばもっと気軽にできそうですね。

佐和子さん:音楽家の人は特にしっくりくるかもしれないけど、楽器を長く続けていると、はじめたころの苦労って正直そんなに覚えてないじゃない。

三浦:そうですね(笑)最初の苦労とか忘れちゃってるかも…

佐和子さん:最初はなかなかうまくいかないし、何回かやって1回成功するみたいな。発信することもそれと一緒だよね。だからいつも何かしら苦労してるのかもしれないけど、1番苦労したときはいつとか意識してるときはないかな。

三浦:とても分かりやすいたとえで自分の中の納得感がハンパないです(笑)

③発信をして疲れたときはどうしたらいいですか?

三浦:では、ちょっと先ほどの質問と似ているんですけど、発信をしていて疲れてしまうことはないですか?

佐和子さん:発信して疲れちゃうときって、自分が発信したことに対して「こんな風に反応してほしい」っていう思いが強すぎるときかも。強い思いで発信したのに反応がないときに、疲れちゃうんじゃないかな。

三浦:たしかにめっちゃ考えて発信した内容に対する反応がイマイチだとちょっと凹みます(笑)

佐和子さん:いつもフルパワーで発信したら絶対疲れちゃうから、そういうときほど少し肩の力を抜いて気楽に発信したらいいと思う。

もちろん、どんな発信内容に反応があるか?どの時間に投稿するのがいいか?とかは日々研究するけどね。反応がないものも『どんなものがよくないのか』っていうデータがとれた!と思ってポジティブに考えてるよ。

三浦:なるほど。ちょっと気張りすぎたり、反応を期待しすぎるとその反動で疲れるっていうのはありますね。

 

佐和子さん:うんうん、だから疲れるといえば疲れるけど、でも「楽しい」って気持ちの方が上回るよね。

反応があると楽しいし嬉しいから、また頑張ってみよう!って気持ちにさせてくれるんだよね。

三浦:わたしももっと肩の力を抜いて楽しく発信していきたいなと思います!

発信することにちょっと疲れちゃうことがある人はこちらの記事もおすすめ☟

 よしだより 
SNSでの発信が苦しくなった人におすすめの1冊
http://sawakoyoshida.com/archives/13228
SNSでの発信が大事!って分かってるんだけど、発信するのがなんか苦しくなってきた!っていうそこのあなた。 そんなあなたの為にこの本はあります。 モテクリエイター・ゆうこすの本です。 SNSで夢を叶える ニートだった私の人生を変えた発信力の育て方 posted with ...

④発信をすると叩かれるのが怖い!ときの対処法は?

三浦:では、次の質問にうつります。わたしは発信をしていて、やっぱりどこかで叩かれるのが怖いと思っている自分がいます。

佐和子さんもそんな時期がありましたか?あればどんな風にその気持ちを乗り越えましたか?

 

佐和子さん:みんな叩かれるのはいやだよね(笑)

みんな叩かれるのはいやだし、怖いと思うだろうし、そういう感覚はわたしにもあるよ。

ただ、実際に「2ちゃんに書かれてますよ」とか色々メッセージがきたこともあるけど、それを見に行っても何か現状が変わるわけじゃないし、万人に好かれることは絶対にないからって思うから気にしないのが一番。

 

これは演奏も発信も一緒だと思うけど、100人に見せて100人が最高!って言ってくれることは絶対にないからね。それをちゃんとわかっていれば、そんな気にすることないんじゃないかな。

それに、叩くほどの感情っていうかエネルギーがその人の中に芽生えたってことはある意味自分の発信したことにパワーがついてるからこそ起こることだし、いいねって言われているばかりだとまだまだ発信力が弱いのかなとわたしの中では思ってる。

 

三浦万人に好かれることは絶対にない。これ大事ですね。好かれようとしても絶対無理だし、それこそ疲れちゃう。

叩くほどのパワーを相手に芽生えさせることができたっていう捉え方はすごいですね。覚えておきます( ..)φメモメモ

佐和子さん:あと、わたしが書いた記事がすごくバズったとき(SNSなどで記事が拡散され、アクセスが集中すること)、いいね!と同意してくれる人、問題定義をする人、ちゃんと内容を読まず叩いてくる人とか本当に色んな人がいたのね。

そういうのは、嫌だなって思ったらTwitterだったらミュートしたらいいし、ブログのお問い合わせからメッセージを送ってこられたらすぐ削除したらいいだけ。

あとは誰かに話したらスッキリするし相手にしないのが一番いい。

三浦:やっぱりそういうときは無視するのが一番なんですね。気にしてたらなにも発信できなくなっちゃいますしね。

 

佐和子さん:SNSで論議が起きやすい記事を書かなければそんなに叩かれることはないと思うし、まずは書きたいときに書きたいことを書くのがいいんじゃないかな。

三浦:そうですね。わたしは特に論議を起こそうという気はないので、気楽に自分の考えてること、好きなことをブログに残していけたらいいなと思いました。

それに、もし叩かれても自分の書いたものが誰かの感情を動かすほどのエネルギーになったという考え方をすれば乗り越えられそうだなって思いました。

なにごとも考え方次第ですね。

⑤ブログが思うように更新できなくて焦ることはありますか?

三浦:ブログが思うように更新できなくて焦ることはありますか?また、マイペースに続けていくコツがもしあれば教えてください!

佐和子さん:昔はブログが更新出来なくてアクセスが落ちたりするとすごく焦ってたし、落ち込んでたなぁ。

三浦:落ち込みますよね…わたしはアクセス数よりも更新する目標をたてていたのにそれが出来なかったときに更新できてないなって焦るし落ち込みます。

 

佐和子さん:でも最近は自分にとってブログを書くことは『強く感じたことや後で振り返りたい出来事を残しておくため』だと思ってるから、あまりアクセスは気にしてないんだけど。

頭の中で考えてたことをブログという形にすることによって、すごくスッキリするし、その瞬間が嬉しくて。

その瞬間を味わいたいっていうのがモチベーションの1つになってるんだよね。

三浦:わたしも記事が一つできるとうれしいです。あと読んでくれている人からブログ読んでるよとか、応援の言葉をもらえるとがんばろうって思います!

佐和子さん:読者さんに会うとそういうこと言ってもらえてうれしいよね!

ブログを更新し続けるために大切なのはブログを書くことによってどんな感情を得たいのか?モチベーションをはっきり認識することじゃないかなぁ。

 

三浦:わたしのブログはまだそんなに多くの人に見られているわけじゃないけど、でも誰かが見てくれていて、少人数でも“わたしの気持ちが届いてる”と思うとうれしいです。

これからもそんな気持ちを原動力にして焦らず少しずつ更新していけたらなと思いました。

⑥発信を始めた頃の自分にアドバイスするとしたら?

三浦:発信をはじめたころの自分にアドバイスするとしたらどんなことですか?

佐和子さんとにかく自分の困ったこと、迷ったこと、苦労したことを書きなさい!って伝えたい!

わたしのブログでたくさんアクセスがある記事ってそういう内容なんだよね。

三浦:昔の自分に向けて書くといいってオンラインサロンでも仰ってましたね!

佐和子さん:そうそう。自分の書いた記事が誰かの役に立ったり、共感してもらえるようになったら「ありがとう」って言ってもらえるようになるんだけど、やっぱり発信することで嬉しい感情を感じるようになると、もっと頑張ろうって思えるしね。

三浦:昔の自分に向けて書いたことが誰かの役に立つとうれしいですよね。書いて良かったなー!って思います。

⑦自分の魅力はどうやって見つけていますか?

三浦:自分の魅力はどうやって見つけていますか?

佐和子さん自分の魅力って、意外と他人が見つけてくれるものだったりするよね。

他人が褒めてくれたことって絶対自分の魅力的な部分だから。そういうのをちゃんと自分の中で謙遜せずに大切にしてあげることが大事なんじゃないかな。

三浦:わたし今までセルフブランディングをしなきゃ!自分の魅力を見つけないと!って思っていたんですけど、よくよく考えたら自分のことをいちばん客観視できる人って他人ですね。

 

佐和子さん:他人が褒めてくれたことを自分の中で謙遜せずに大切にしてあげることが大事だよね。

こと美ちゃんだったら笑顔を褒められるって言ってたよね?

三浦:はい。笑顔は褒められるし、自分でもチャームポイントというか魅力となる部分かなって思ってます。

佐和子さん:そうそう!そうやって褒められたことを「いやいや自分なんか…」って言うんじゃなくて、ありがとうございます!って言って褒められたところを「あ、わたしのこんなところって魅力的なのかな」って認識するようにしてみると自分の魅力はどんどん見つかっていくんじゃないかな。

三浦:他の誰かからヒントをもらう感じですね。そう考えると今までにたくさんのヒントをもらってきたなと感じます。

だれかに褒められたことは自分の魅力の一つなんだと思って、そこからどんどん“わたしの魅力”を磨いていけたらいいなと思いました。

⑧好きな言葉、座右の銘を教えてください

三浦:では最後に好きな言葉、座右の銘はなんですか?

佐和子さん「前だけを見て、うしろを振り返るな」っていう中学時代に吹奏楽部の尊敬している先輩がくれた言葉かな。わたしの性格や生き様を簡潔にあらわしてるとも思う。

過去は変えられないけど、どんなときも今を大事にして生きることが過去や未来の自分を肯定することになるのかなって思うので。常に前向きに生きていきたいな。

三浦:すごく素敵な言葉ですね。今のわたしにも刺さります。

ちょっと前に比べたら、前を見られるようになってきたけど、まだうしろや周りの目を気にしてたりするので、うしろも横も見ないで前だけを向いていきたいなって思いました。

未来がどうなるかわからないけど、前を見てなにか行動している今はきっと素敵な結果につながるかなって。

上手くいかないことがあっても、それはそれでなにかにつながるプロセスなんだと思っていきたいです!

今日はありがとうございました!

佐和子さん:こちらこそありがとう!とっても楽しかったですー!

まとめ

発信していて必ずぶつかる壁にどう取り組んでいったらいいのか。今まさにわたしが直面していることについて佐和子さんは今までどう考え、乗り越えてきたかを知ることができました。

と言っても思っていたより大それたことではなくて。

発信が大変だと思うのは楽器と一緒ではじめたばかりだから。

わたしは完璧主義なところがあるから最初からちゃんとやらなきゃ!と思いがちだけど、継続して続けていくにはもっと肩の力を抜いて気軽にやっていくことが大切なんだということが分かりました。

あと、佐和子さんのたとえが個人的にとても分かりやすくて頭の中にスッと入ってくるんですよね。

わたしもこんな風に自分の思っていることをわかりやすく人に伝えられるようになりたいなぁって思いました。

これは演奏でもレッスンでも通じるところだと思うので、これからもっと意識して“人に伝えるスキル”をあげていきたいと思います。

 

それでは 🙂

 

クラリネット奏者。
武蔵野音楽大学卒業後、フリーランス奏者としてオーケストラや室内楽、吹奏楽、中高生の指導など多方面で活動中。これまでに多数の自主公演を企画。
クラリネットの個人レッスンも随時受け付けています。
Vn.Cl.Pf. のTrio Horamiro(トリオ ホレミーロ)、クラリネット四重奏 Cereal clarinet quartetメンバー。

<スポンサーリンク>










コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

クラリネット奏者。 武蔵野音楽大学卒業後、フリーランス奏者としてオーケストラや室内楽、吹奏楽、中高生の指導など多方面で活動中。これまでに多数の自主公演を企画。 クラリネットの個人レッスンも随時受け付けています。 Vn.Cl.Pf. のTrio Horamiro(トリオ ホレミーロ)、クラリネット四重奏 Cereal clarinet quartetメンバー。