5月17日Trio Horamiro Hall Concert Vol.1の魅力を語る

こんにちは!クラリネット奏者の三浦こと美です  🙂 

 

来たる、5/17(金)にヴァイオリン、クラリネット、ピアノのトリオHoramiro(ホレミーロ)でホールコンサートを開催します

今日はそのコンサートの魅力と、わたしたちHoramiroについてご紹介します!

演奏会の情報だけ知りたい方は目次から飛んでね!

Horamiro(ホレミーロ)とは?

Horamiro

ヴァイオリン:堀内響子

クラリネット:三浦こと美

ピアノ:ロドリゲスありさ

この3人で活動している三重奏グループです。

3人とも都立芸術高校音楽科の同級生で、学内の選抜コンサート出場のために結成!

高校生の時の本番はそれきりだったけれど、大学に入ってから再結成。コンクールを受けたりイタリアのセミナーに参加したり、積極的に活動を続けてきました。

2016年にはヤマハ音楽家支援制度の対象者に認定され、あの銀座ヤマハホールにてコンサートに出演

その時の様子がこちら☟

Horamiroの名前の由来は?

Horamiro(ホレミーロ)って変な名前と思った方も多いと思います。

そして『なんでホレミーロなの?』という質問も多いです。

簡単に言うと、3人の名前の頭文字をとってテキトーに繋げただけです。笑

 

ホレミーロのホ堀内響子の『

ホレミーロのレロドリゲスレイチェルありさの『』(レイチェルはミドルネーム)

ホレミーロのミ三浦こと美の『

ホレミーロのロロドリゲスありさの『

4つ合わせて『ほれみろ』となった訳です。

 

さらに正確に言うと『ほれみろ。』でした。『モーニング娘。』みたいなノリで。高校生の時のノリってあるよね。あと先考えずに面白ければいいじゃんみたいな。そんな感じで考えたから深い意味とかはないのごめん。笑

『ほれみろ。』からなぜ今の『Horamiroになったかというと国際コンクールを受けることになったから。

外国の方でも読めるように英字表記。たしか読み方をホレミーロかホレーミロかで悩んだ気がするけど、イタリアっぽくホレミーロに決まりました。(どうでもいい)

5/17 Horamiro Hall Concert vol.1の魅力は?

ホレミーロホールコンサートの魅力はなんといってもヴァイオリン、クラリネット、ピアノという珍しい編成のオリジナル曲が聴けることです!

この編成のために書かれた曲はそんなに多くはなく、有名どころはミヨーの組曲やバルトークのコントラスツなどかな。

ヴァイオリン、クラリネット、ピアノの3人でできる曲ってそんなにあるの??って思われるけど意外とあるんですよ、隠れた名曲が。

そして、諸事情でチラシ作成に間に合わなかったけど、声を大にしてお知らせしたいのが

 

バーンスタイン/石川潤編曲:ヴァイオリン、クラリネット、ピアノのためのウエストサイドストーリー組曲(世界初演)

 

こちらは元々オーケストラのために書かれたもので、ヴァイオリン、クラリネット、ピアノのオリジナル曲ではないけれど、オリジナル曲を演奏しつつ、この編成の可能性を広げていきたいというのが私たちの目的でもあるので、一曲だけ編曲をしてもらいました。

ではでは、ここからはプログラムを簡単にご紹介!!!

ハチャトゥリアン:クラリネット、ヴァイオリン、ピアノのための三重奏曲

 

 

 

 

 

Wikipediaより引用

ハチャトゥリアンといえば剣の舞や仮面舞踏会が有名です。浅田真央ちゃんも演技で使ってたね!

この曲はHoramiroが初めて挑戦した思い出の曲です。

全部で三楽章あるんだけど、それぞれに謎の副題をつけてしまうという若気の至りを感じる10年後の今。でもそれを真面目に考えていたのだから高校生ってすごい。笑

 

1楽章はピアノの神秘的な鐘のようなフレーズから始まります。何か昔の神話が語られるような、そんな雰囲気。

2楽章は一転して軽やかさがありながら民族的な歌をクラリネットが演奏します。そして中間部には印象的な三連符の嵐!!!

難しくて地獄のレースという副題をつけてしまったほど。笑

3楽章はクラリネットの独奏で民謡風のフレーズが歌われます(おいしい)

そこからどんどんリズムが軽やかになったり、ゆったりしたり、後半はピアノの力強いリズムにご注目!!

散々にぎやかにやった挙げ句、最後は静かに穏やかに終わります。

アルチュニアン:三重奏組曲

Wikipediaより引用

アルチュニアンといえばトランペット協奏曲が有名ですよね!あのかっこいいやつ!

アルメニア出身の作曲家で、アルメニアの民族音楽を取り入れた曲を書いています。そのせいか結構聴きやすい曲なんじゃないかなぁーと個人的に思う。

 

Introduction序奏を意味する1曲目は淡々と進みながら1つのテーマが繰り返し現れます。声の綺麗な女性が歌いながらこちらへどうぞと誘っているかのよう

Scherzo戯れるようにを意味する2曲目は86拍子のリズムにのって軽やかに進んでいきます。飛んだり跳ねたり回ったり、表情もコロコロ変わる楽しい曲。

Dialog対話を意味する3曲目はヴァイオリンとクラリネットだけで演奏します。それはまさに2人の対話。

対話と会話の違いは、対話は2人で向かい合って話をすること、会話は2人または複数の人で話をすること。

さらに、対話で話す内容は意見交換であり、お互いを理解するためのコミュニケーション。Dialogはまさにそれを表現した曲です。ヴァイオリンの独奏からはじまり、クラリネットがそれに応え2人で意見を交換していく。膝つき合わせて真剣に対話をしていきます。

そして2人の対話を無言で聴くピアノは次の曲で満を持して登場します。

Final終曲を意味する4曲目は3曲目から切れ間なくはじまります。それまで沈黙を守り抜いていたピアノがノリノリなリズムを刻み始め、縦横無尽に駆け抜けるテーマが繰り返し演奏されます。

途中、とってもロマンチックなメロディが現れます。ここ好きです(笑)夢見てるような、ちょっと今までとは違う世界に飛びます。

かーらーのー!最初のテーマが戻ってきて、最後に向かって駆け抜けます!

 

この間、スタジオピオティータさんのご協力でこの曲の公開リハーサルをしました。その時の様子がこちら☟

ホレミーロ公開リハーサル from Arata Nishizawa on Vimeo.

あと、余談だけどこの三重奏組曲の楽譜めちゃくちゃ音ミス多いので(謎のナチュラルの多さ。無駄についてる)もしやる方いたらご注意を!笑

バーンスタイン/石川潤編曲:ウエストサイドストーリー組曲

Wikipediaより引用

ミュージカルでも未だ人気のあるバーンスタインのウエストサイドストーリー。

ロミオとジュリエットをもとに、ニューヨークの2つの不良グループの抗争と、それによって結ばれることのない2人の男女の悲劇が描かれています。

今回のコンサートのために、作曲家の石川潤さんに三重奏版として編曲していただきました。

アメリカのバーンスタイン協会に申請をして、許可を得て、、、っていうこの段階をちゃんと踏んだんだけど、これがめちゃくちゃに大変だったのです。以下裏話。

まず審査が厳しいので、許可がないと演奏できません。様々な条件がある中でスコアに忠実に編曲することというのを見事に成し遂げてくれた石川さんには感謝しかないです。

楽譜のOKが出て、演奏できると喜んだのもつかの間、編曲許諾料が予想を上回る6桁の金額、、、すごい、すごいぞ、バーンスタイン。

偉大な作曲家の権利を守るためとはいえ、正直びっくりしました。

でも、ウエストサイドストーリーを3人で演奏できること、しかも世界初演なんてこんな貴重な経験ないのでとっても嬉しいし、ぜひこの三重奏版もたくさんの人に聴いてほしいです!

 

曲は、不良グループのジェット団とシャークスの対立やこれから起こる悲劇を暗示させるかのような不穏な空気が漂うPrologueから始まります。

このミュージカルでロミオとジュリエットの立場にあるトニーとマリアが出会い愛を語らうシーンで流れるTonightクラリネットがトニー、ヴァイオリンがマリアを担い、ロマンチックに歌いあげます。

そして最後に演奏するのは2つの不良グループが参加するダンスパーティーで流れるMamboここではジェット団とシャークスがダンス合戦をする最中、トニーとマリアが初めて出会うシーンでもあります。

マンボのリズムにのって、会場の皆さんも一緒にシャウトしてね!マンボ!!!

シェーンフィールド:クラリネット、ヴァイオリン、ピアノのための三重奏曲

シェーンフィールド公式サイトより引用

シェーンフィールドは現在72歳でミシガン大学で教鞭をとっている作曲家であり数学者。多才。うらやましい。

今回の演奏会でやる曲は民族音楽の要素を取り入れた曲がたくさんあるけど、彼の作品もその一つ。

自身がユダヤ系アメリカ人であるからか、クレズマー音楽の要素がたくさん。クラリネットにほいほいポルタメントが出てくるし、変拍子もあるし、東欧の風を感じるというか、初めて聴く人でも民族音楽っぽい感じ分かる。と思ってもらえると思います。

Freylakhイディッシュ語で愉快なドンチャン騒ぎを意味する1曲目はまさに名前の通りのやかましさ。いい意味でね。こんなこと言ったら怒られそうだけど、途中ドリフターズで流れてそうな部分があります笑。序盤からクラリネットが吠えたり笑ったり騒ぎ散らすのが印象的な曲です。

March行進曲を意味する2曲目はよくある運動会の行進曲みたいに明るい感じとは全く異なる曲。曲の冒頭にもグロテスクと書いてあって、憂いを帯びた粘着質な性格のテーマが現れます。これまたポルタメントたくさん入れちゃう曲です。

Nigunメロディを意味する3曲目はクラリネットの独奏から始まります。そこからヴァイオリン、ピアノと参加していき、終始悲しげで苦悩に満ちたようなメロディが続きます。だんだんとその苦悩は激しくなっていきますが、最後は諦めたように静かになり4曲目に続きます。

kozatskeダンスを意味する4曲目は3曲目から切れ間なく演奏されます。この4曲目はもう民族音楽の匂いがプンプンで東欧の激しめなダンスって感じがすごいです。

個人的おすすめは8分の7拍子の変拍子のところ。激しく踊り狂う感じが最高にエキサイティング!!笑

 

シェーンフィールドは現代に生きる作曲家だけど、いわゆるゴリゴリの現代音楽でよく分からないって感じは全然なくて、むしろかっこよくて聴きやすい曲なんじゃないかなと思います。

奏法的にクラシックのクラリネットとはけっこう違うけど、(わざと音程揺らしたり音開いてあえて汚めな音出したりしてる)それがまたいいのですよ、聴けばわかる。まじおすすめ。

さいごに

Horamiro Hall Concertの魅力、想いを思う存分書かせてもらいました。想いが溢れすぎて、重すぎて(笑)こんなに長くなってしまったけれど、ここまで読んでくださった方がいたら嬉しいです。ありがとうございます   🙂 

高校生の時に組んだ仲間とこうして10年経った今でも一緒に音楽やっていて、ホールコンサートまで計画しちゃうなんて当時は思ってもみませんでした。

3人それぞれ10年経って変わったところもあれば変わらないところもあって、それが音や演奏に現れていて成長を感じることもしばしば。笑

普段くだらないことで笑い合っている私たちが舞台の上ではキリッと真剣に音楽に向き合っているところを、ぜひ見て聴いて楽しんでいって欲しいなと思います。

 

ぜひ517日は19:30に渋谷区文化総合センター大和田伝承ホールにお越しください!♡

まだまだチケットも受け付けております。

ご購入はチケットぴあで

https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=1908140&rlsCd=001

コンビニで直接Pコードを売って購入することも可能です!

Pコード144679

 

たくさんの方に私たちの演奏を聴いていただけるのを楽しみにしています❣️

 

それでは 🙂 

クラリネット奏者。
武蔵野音楽大学卒業後、フリーランス奏者としてオーケストラや室内楽、吹奏楽、中高生の指導など多方面で活動中。これまでに多数の自主公演を企画。
クラリネットの個人レッスンも随時受け付けています。
Vn.Cl.Pf. のTrio Horamiro(トリオ ホレミーロ)、クラリネット四重奏 Cereal clarinet quartetメンバー。

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クラリネット奏者。 武蔵野音楽大学卒業後、フリーランス奏者としてオーケストラや室内楽、吹奏楽、中高生の指導など多方面で活動中。これまでに多数の自主公演を企画。 クラリネットの個人レッスンも随時受け付けています。 Vn.Cl.Pf. のTrio Horamiro(トリオ ホレミーロ)、クラリネット四重奏 Cereal clarinet quartetメンバー。